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私には、好きな山があります。
その山は、地元では有名なのですが、全国的にはあまり知られていません。標高は約300メートル。気軽なハイキングコースとして多くのハイカーに愛されています。
コナラ、ヒノキ、スギなどが頭上高く生い茂る樹林帯に覆われながら、湿地、池、小川などが散在しています。運がよければ、野生のリスやニホンカモシカなどがお披露目に現れるかもしれません。熊出没にも注意です。
私は、何年か前にはひとりで散策に行ったことがあり、ずーっと前には初日の出を拝みに山頂まで登ったことがありました。
そしてきのう、母と一緒に登りました。
気軽なハイキングコースではありますが、されど山です。けっこう急な坂があるので苦労しました。ふたりで休み休み登りました。
登りきったところに案内板がありましたよ。
道が左右に分岐していました。
それで私が先に立って案内板に近づきながら、ふと右の道を見てみたら……。
カモシカがいました!!!
4、5メートル先からジーっとこちらを見ていました。
私も足をとめ、私たちはしばし見つめあいました。
カモシカは、私に真正面から向き合ったまま動きませんでした。
か……かわゆい!
動物の好きな人ならたぶんわかってもらえると思いますが、そのしぐさや見る角度によって、もとからかわいい動物が、極めてかわいいときってありませんか。私の場合、犬のウン○する後姿とか、鳥の真正面顔
がストライクです。
鳥だけじゃなくて、カモシカの真正面顔もかわいいんですね。
私は振り返り、母にカモシカがいることを知らせました。
すると母が、
「写真、写真とって!」
私はハッとして、ケータイを取り出すために、背負っていたリュックをおろそうとしました。が、その動きがまずかったのでしょう。カモシカはくるりと背を向け、足取り軽やかに去って行ってしまいました。
と、写真は撮れなかったけど、出逢えたことが感動でした。
だって、その山はほんとうに自然の宝庫なんだけど、くわえて私は何度も訪れていたのだけど、1回も野生動物を見かけたことがなかったのです。だからきのうも期待などしていなかったのに、すごくラッキーでした。きつい坂を苦労して登ったかいがあったというものです。
そのあとは、カモシカの去った道とは反対の左手に進みました。
しばらく歩くと鳥居
が見えました。私たちはそこのベンチで休憩をしてから上をめざすことにしました。鳥居の前には立派な杉林があり、風にわっさっわさと揺れていて壮観でした。
ペットボトルでのどを潤し、黒アメを口に放り込んだら再出発です。
鳥居をくぐり、お社まで行きました。
お賽銭を投げ入れて、母と並んで拝みました。
さて、それから私たちは引き返すことにしました。
じつは、そこは山頂ではなかったのですが、足がガクガクだった私たち親子は、「今度にしようね」と約束を交わし、山頂はあきらめることにしたのでした。
その帰り道です。急勾配の砂利道で、母が砂利に足を取られ、しりもちをつきました。
私は笑いながら、ケータイをリュックに入れたままにしていたことを後悔しました。さっきカモシカを撮り損ねたばかりだったというのに、またしてもシャッターチャンスを逃してしまったのです。
というわけで、カモシカも、母のしりもち姿も、画像でお届けすることができません。残念!
そんなふうに素敵な思い出も残りましたし、自然に囲まれていたらとてもすがすがしい気分になりました。今度は頂上めざしてがんばろうと思います。そして、またカモシカに会いたいな。
その山は、地元では有名なのですが、全国的にはあまり知られていません。標高は約300メートル。気軽なハイキングコースとして多くのハイカーに愛されています。
コナラ、ヒノキ、スギなどが頭上高く生い茂る樹林帯に覆われながら、湿地、池、小川などが散在しています。運がよければ、野生のリスやニホンカモシカなどがお披露目に現れるかもしれません。熊出没にも注意です。

私は、何年か前にはひとりで散策に行ったことがあり、ずーっと前には初日の出を拝みに山頂まで登ったことがありました。
そしてきのう、母と一緒に登りました。
気軽なハイキングコースではありますが、されど山です。けっこう急な坂があるので苦労しました。ふたりで休み休み登りました。
登りきったところに案内板がありましたよ。
道が左右に分岐していました。
それで私が先に立って案内板に近づきながら、ふと右の道を見てみたら……。
カモシカがいました!!!
4、5メートル先からジーっとこちらを見ていました。
私も足をとめ、私たちはしばし見つめあいました。
カモシカは、私に真正面から向き合ったまま動きませんでした。
か……かわゆい!
動物の好きな人ならたぶんわかってもらえると思いますが、そのしぐさや見る角度によって、もとからかわいい動物が、極めてかわいいときってありませんか。私の場合、犬のウン○する後姿とか、鳥の真正面顔
がストライクです。鳥だけじゃなくて、カモシカの真正面顔もかわいいんですね。
私は振り返り、母にカモシカがいることを知らせました。
すると母が、
「写真、写真とって!」
私はハッとして、ケータイを取り出すために、背負っていたリュックをおろそうとしました。が、その動きがまずかったのでしょう。カモシカはくるりと背を向け、足取り軽やかに去って行ってしまいました。
と、写真は撮れなかったけど、出逢えたことが感動でした。
だって、その山はほんとうに自然の宝庫なんだけど、くわえて私は何度も訪れていたのだけど、1回も野生動物を見かけたことがなかったのです。だからきのうも期待などしていなかったのに、すごくラッキーでした。きつい坂を苦労して登ったかいがあったというものです。
そのあとは、カモシカの去った道とは反対の左手に進みました。
しばらく歩くと鳥居
が見えました。私たちはそこのベンチで休憩をしてから上をめざすことにしました。鳥居の前には立派な杉林があり、風にわっさっわさと揺れていて壮観でした。ペットボトルでのどを潤し、黒アメを口に放り込んだら再出発です。
鳥居をくぐり、お社まで行きました。
お賽銭を投げ入れて、母と並んで拝みました。
さて、それから私たちは引き返すことにしました。
じつは、そこは山頂ではなかったのですが、足がガクガクだった私たち親子は、「今度にしようね」と約束を交わし、山頂はあきらめることにしたのでした。
その帰り道です。急勾配の砂利道で、母が砂利に足を取られ、しりもちをつきました。
私は笑いながら、ケータイをリュックに入れたままにしていたことを後悔しました。さっきカモシカを撮り損ねたばかりだったというのに、またしてもシャッターチャンスを逃してしまったのです。
というわけで、カモシカも、母のしりもち姿も、画像でお届けすることができません。残念!
そんなふうに素敵な思い出も残りましたし、自然に囲まれていたらとてもすがすがしい気分になりました。今度は頂上めざしてがんばろうと思います。そして、またカモシカに会いたいな。
